印南町ってこんなところです。 印南町ってこんなところです。

印南町ってこんなところです。

いなみの里梅園のある、和歌山県の印南(いなみ)町は自然がたくさん残された紀州にあって、ひときわ緑濃い、農業に最適の環境をとどめております。全国的にもスイカやさやえんどうなどは広く知られているところです。また、ワサビの最高品種といわれる真妻ワサビの発祥の地でもあります。 そんな緑豊かな海と山に囲まれて育った、大自然の恵みいっぱいの紀州南高梅をお届けします。

自社の梅園で青梅の栽培から手がけて工場で加工と一貫して作業を行っております。 安心・安全を心がけ、ひと粒ひと粒、丹精こめて仕上げております。

◆町の概要

和歌山県沿岸のほぼ中央部に位置し、町土の約74%が森林です。温暖な海岸部の農業は国道42号沿いにハウス棟が立ち並び、キヌサヤエンドウは日本一、また山間部での冷涼な気候を生かした千両栽培は関西一(全国2位)の生産量を誇っています。また真妻わさびの原産地であり、かつお節発祥の地でもあります。 観光では熊野古道の要衝といわれ、五体王子と呼ばれる切部王子跡等、歴史的・文化的遺産などが今日に受け継がれています。

かえる橋

『努力、忍耐、飛躍』を象徴する ”柳に跳びつくかえる”(小野道風)をイメージし、「考える」「人をかえる」「町をかえる」「古里へかえる」「栄える」という5つの”かえる”にひっかけ、ネーミングしています。

◆町の特産品

●えんどう

本町の主要作目で約164ha栽培されており、うすいえんどう(84ha)を中心にきぬさやえんどう(70ha)、オランダえんどう(10ha)があります。(H.14)きぬさやえんどうは、昭和の初期に試作導入され、昭和30年以降急速に伸びを示しました。うすいえんどうは、昭和の初め、水田裏作として導入され、オランダえんどうは、隣町の名田より戦後導入されました。                     温暖な気候に恵まれ10月から翌5月まで継続出荷されますが、1月・2月の出荷量は少ないです。また、露地栽培では、天候による収量の変動が大きいです。昭和47年よりハウス栽培が始められ、作期の拡大と品質の向上により市場で好評を博しています。

●千両

栽培は昭和24年小原地区(真妻)の一農家が大阪の市場で茨城県波崎産の種子を譲り受けたことが始まりです。その後数年間栽培を行ったが、度重なる台風の被害によりその栽培も中断を余儀なくされました。しかし川又地区に種子が受けつがれ、川又を中心に徐々に真妻全域に広がっていった。昭和40年「真妻花き園芸組合」が設立され、先進地視察や研修会等を開催し、山間地の有利品目として栽培を推進し、産地化に拍車をかけた。昭和57年度から「活力ある山村づくり推進事業」により産地化が促進された。現在(H.14)の栽培面積は14haとなっており、関西一の産地である。今後も、冷涼な気候を活かした優良作目として「真妻の千両」の名をさらに高めるようつとめる。

●真妻わさび

わさびの産地はどこかと尋ねたら、静岡、長野県あたりを連想する方が多いと思います。ところが、静岡で主に生産され、高級品として人気が高い「真妻わさび」は実は印南町が発祥地なのです。わさび栽培は日本では350年前(江戸時代)から静岡で始まったといわれています。印南町真妻(川又)のわさびは、明治21年(1888年)以前から栽培が始まっていたという説など諸説あります。

●かつお

印南町では古くから黒潮に乗って太平洋を北上するかつおの群をねらって、かつお漁が行われていました。昔は今と違い手こぎの船のみであり、輸送に長時間を要したため独自の保存法が用いられました。そうして生み出されたのが、日本料理に欠かせない「かつお節」です。しかし、当初のかつお節(干し鰹)は現在のものとは異なり、硬くて味も香りも今ほど良い物ではなく日持ちもしなかったそうです。いまに通じるかつお節が出回り出したのは江戸時代中期。その製法を考案したのが印南の漁民である「角屋甚太郎」と伝わっています。

※印南漁港

菩提のこころ深き“いなみの里”

はるか平安の昔、熊野詣での道なかば印南(いなみ)の里で皇(すめらぎ)は、参拝、休泊したと云う。参詣の天皇一行は、熊野古道九十九王子社のうち最も格式の高い五躰王子の一つ「きりめ王子」のある印南の里に、必ず立ち寄りました。印南の人々は、天皇をお迎えするため、きりめ王子をはじめ四つの王子社の守りに熱心だったと云います。これがやがて、菩提の心へ、自然崇拝へと繋がっていきます。町じゅういたるところに祀られた地蔵や小祠が、その面影をとどめています。自然がたくさん残された紀州にあって、ひときわ緑濃い印南の里です。

【切目(きりめ)王子跡】

【斑鳩(いかるが)王子跡】

【中山王子跡】

【腰神さん】

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